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RPG中心にオタク目線で好き勝手語ってます。
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出戻りぬるゲーマー。気の向くままに手を出しつつ、のんびりらくがきや二次創作漫画描いたりしています。
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DFFオペラオムニア楽しくプレイ中。WoLさんかっこいいしエッジにエースにマッシュに好きキャラが次々参戦して嬉しい限り。
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DFF:S.I.III-5 WoLさんが救えたもの

レアピース狩りとか宝箱とかDPボーナス狙いとか、まだやってなかったのでS.I.III周回プレイしてきました。WoLさんで。
やっぱりシナリオ好きだーS.I.III。今回は章ラストのWoLさんとガーランドの話。


カオスが己諸共世界を壊そうと決意する、それを運命として受け入れ己の身が消え行くに任せようとするガーランドに「おまえは、それでいいのか?」と強く語るWoLさんのシーンが見る度にグッときますね。
前にストーリーモードの感想記事でも語りましたが、やっぱりWoLさんは戦いの輪廻を絶ち切ることでガーランドも救いたいと願っていたんだろうなぁと。それは只戦いを終わらせるだけじゃなくて、例えば自分達コスモスの仲間のようにその先にある未来や世界を思い描いてそれを希望に歩んでいくような、単に「消える」のではなく自分達はここに「在る」との思いを抱いて運命にすら抗っても良いだろうと言いたいような、強い願いが込められている台詞に思えます。
とか思いながらWoLさんのストーリーモードを思い起こすと、色んな場面でこの互いの運命を暗示させるようなところがあってますます切なくなる。冒頭でガーランドが「貴様の望むもの、それは幻よ。追いかければ逃げ、決して手に入る事のない…」と語った台詞も、ラストのバトル前に「我々は決して相容れる事はない」と切り捨てるように言った台詞も。このS.I.IIIラストシーンで、正にWoLさんが救いたかったガーランドは果たして救われたのだろうか…と考えると、それは。っていう、ね。
そうして振り返ると、あの時WoLさんが救いたいと決意していた存在であるコスモスもガーランドも、救えた…と言えるのだろうか、って考えてしまって更に胸が詰まってきます。そしてガーランドの冒頭の台詞がまた突き刺さる。勿論WoLさん達のこれまでの歩みは決して無駄なんかじゃない、寧ろ最後は報われてそれはとても嬉しくじんときたのですが、もしかしたらWoLさんの心中には僅かな心残りというか、少しだけ重いものが残っていたのかもなとか考えたりもします。


それでも、コスモスはWoLさんの望む形では救えなかったけれど、ガーランドについては少しほんの少しでも彼の魂に救いをもたらす事が出来たんじゃないかな…とも思います。願望に近いですが。
闘争の輪廻に囚われたガーランドの成れの果てであるカオス、彼がコスモスを滅した後に思い描いた風景は、二人で世界を治めるという安らかなものだった。それは戦う事こそが己の願望であり目的であり存在意義である、と思い続けてきたガーランドが最期に見た夢、と考えるなら、やはり心の奥底では永遠の闘争から解き放たれる事を望んでいたのかもしれないとも思うのです。だとしたら、消えゆくその瞬間ガーランドの胸中はもしかすると穏やかな思いであったのかもしれないなぁとか。
それはWoLさんの抱く信条とは、きっと違う気がする。からやっぱりそれで良いのか…って気持ちは残るかもしれないけどなぁ。そしてFF1にて両者は再度戦い合う訳ですが、その結末がどうなるのか…これからプレイして見届けたいです。

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