WoL編のコスモスとWoLさんの会話をD.O.全ステージクリア後に見ると、もうもう何とも言えない切なさ哀しさが込み上げてきますね…。
コスモスの言葉を信念とし、それを成し遂げる誓いを己の支えとしているWoLさん。その揺るがぬ決意を前にして、コスモスもまた秘めたる覚悟を決めて…しまった…というのがな…。
「あなたと、そして我々の誓い…それが私を導く光だ」とまで語ったWoLさんがね、その後のコスモスの選んだ道を思うともう…おぉう……。
思えばコスモス、他のキャラの時は進むべき道を選んだり切り開いたり出来るように手を差し伸べる為現れるのですが、WoLさんの時はある意味道を遮ろうとして登場するんですよね。正確には再考を促す為というか。
「この先は多数の悪しき気配が渦巻いていて危険です」との警告に「敵が集まっているなら都合が良い」とか返しちゃう辺りWoLさん結構大胆不敵な剛胆野郎だなと、そこで何もわざわざ一直線に敵陣突破せんでも他にやりいい道はありますがなってコスモスもつい言いたくなったのかもしれない(笑)。
けどそれと同時に、あの場面ではコスモス自身にある迷いも見え隠れしていた気がしますね。クリスタルを集める事で彼女が為そうとした事は文字通り一世一代の大博打で、彼女自身の命運を思うともう己の手の及ばない事態になってしまう、それが本当に成功するのか…と彼女の内にも不安があったのだと思います。
それでも自分を真っ直ぐに見つめ、一心に信じるWoLさんと向き合って、彼女は彼女の「覚悟」を決めるのですね。そしてそれがもたらすのは…あぁあ切ないよう…。
[0回]